■ STORY ■


百年戦争が終結すると、二つの封建領国を中心にして激しい内戦が勃発した。
2つの封建的主義国家とはローディスゼノビアの2国である。
そのきっかけとなったのが、百年戦争の終結をめぐる対立であった。

ゼノビア家のヘンリー6世は、百年戦争での戦いおいて形勢が不利なのを認め、
和平派に推されて戦争終結を急いだが、自国にとっては、
結果として何も得ることの無かった敗戦を見ることになった。

これによって、各地の封建領主の間に不満の声が上がるようになったが、
かと言って、もう一度遠征をする気運にはならなかった。
こうなると不満のはけぐちは、敗戦を急いだゼノビア家に
向けられるようになったのである。

そこでローディス家のリチャードは、封建領主の不満を巧みに利用していく。
またヘンリー6世の精神状態がしばしばおかしくなるという事もあり、
自分がエドワード3世の正当な王位継承者として、ヘンリー6世にとって代わろうとした。
ゼノビア家は当然これに反発し、形勢が不利になるのを恐れたローディス家のリチャードは、
ゼノビア政府軍に先制攻撃をしかけ、いよいよ両家は正面衝突することになる。

いざ内戦がはじまると、敵意と深い憎悪の嵐の中に引き込まれていく。
戦争中にローディス公リチャードが戦死したが、争いは一向に衰えなかった。
そしてゼノビアの同盟国であるハイランド、ローディスと同盟しているポトフの
4国を巻き込んだ争いが始まった・・・